大坂なおみ　3回戦に向けた練習に約500人のファンが詰めかける

＜全仏オープン第7日＞ジェンキンス・コーチとハイタッチして試合前の練習を終える大坂なおみ（撮影・小海途　良幹）
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　パリ・ローランギャロスで開催中のテニス全仏オープンの女子シングルスで第1シードの大坂なおみ（21＝日清食品）は、3回戦で、世界42位のカテリナ・シニアコバ（23＝チェコ）と対戦する。1日午前11時（日本時間午後6時）からの男子シングルスに続く第2試合。試合直前の午前9時（日本時間午後5時）からは試合会場のスザンヌ・ランランに隣接するコートで約20分の最終調整を行った。

　初の16強入りを懸けた注目の一戦。コートには練習にも関わらず約500人のファンが詰めかけた。スタンドに座りきれずに立ち見が続出。観客からスマートフォンのカメラを向けられる中、ジェンキンス・コーチと打ち合い、フォア、バック、ボレーなどの感覚を入念に確認した。

　1月の全豪後は世界ランキング1位をキープ。開幕前には4人にトップを明け渡す可能性があったが、すべての対象者が2回戦までに姿を消したため、今大会後も世界1位を維持することが確定している。目標は昨夏の全米、1月の全豪に続く4大大会3連覇。練習後には笑顔でサインや写真撮影などのファンサービスに応じ、気負いは感じられなかった。