池田勇太 大会コースレコードの66マークし23位→単独首位に急浮上

[ 2019年6月1日 17:57 ]

<ミズノオープン3日目>9番、バンカーからの第2打を放つ池田勇太(撮影・沢田 明徳)
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 23位から出た池田勇太(33=フリー)が大会コースレコードの66をマークし、単独首位に急浮上した。4連続を含む1イーグル、8バーディー、2ボギー、1ダブルボギー。それでも、上がり2ホールで3つスコアを落として「ショットもいい感じでピンに絡ませてというのが16ホールはできていた。まあ、上がりがね…。悔しさが大きい?そりゃそうだよ」と悔しさをにじませた。

 3番から4連続バーディー。5番パー4で残り129ヤードの第2打を52度で1メートルに寄せると、続く6番パー4でも残り115ヤードの2打目を54度で20センチとピンに絡めた。後半も勢いのまま13番パー5でグリーン奥カラーからの5メートルを沈めてイーグル。一時は9アンダーまで伸ばした。

 この日は3日間で初めて8000ヤード超となる8016ヤードのコースセッティングになった。だが、池田にとっては「立ち向かう気持ちが出た」とむしろ発奮材料に。「ドライバーの飛距離もしっかり出せているし、ショットの精度もある」という好調ぶりで一気にトップまで駆け上がった。

 だからこそ17番のダブルボギー、18番のボギーを悔いた。「16番までのプレーはすごかったし、上がり2ホールの悔しさを明日位置から出直して自分らしいゴルフをしたい」。最後に溜まった鬱憤(うっぷん)を晴らす最終日にする。

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2019年6月1日のニュース