青木「ホッ」 800メートルリレー日本代表内定

[ 2019年6月1日 05:30 ]

競泳 ジャパン・オープン第2日 ( 2019年5月31日    東京辰巳国際水泳場 )

女子200メートル自由形で優勝の白井。左は2位の五十嵐、右は3位の青木
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 世界選手権(7月、韓国・光州)代表の追加選考会を兼ねて行われ、女子200メートル自由形では3位に入った青木智美(24=あいおいニッセイ同和損保)が1分58秒03で800メートルリレーの派遣標準記録を突破し、代表に内定した。白井璃緒(19=東洋大)が1分57秒06で優勝。個人種目での新たな内定者は出なかった。

 青木は隣のレーンの白井を必死に追いかけてフィニッシュ。リレーの派遣記録を0秒10上回るタイムに「凄くホッとしました。100%の力を出せれば難しい記録じゃなかったので」と胸をなで下ろした。

 前日に日本水連のミスで4月の日本選手権後に選出されたユニバーシアード大会(7月、イタリア)の代表内定が取り消された。「驚きました。ここで代表権を獲らないと夏の大会がなくなってしまう」と最初は戸惑ったが、「世界選手権へ良い意味で集中できました」と3大会連続の切符へ切り替えた。

 課題としていたラスト50メートルの内容にも手応え。1日の100メートルへ「余裕ができて良い形でつなげられる」と笑顔だった。

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2019年6月1日のニュース