永野、じわりはい上がり3位 合宿仲間負けん!準初V見えた

[ 2019年6月1日 05:30 ]

男子ゴルフツアー ミズノ・オープン第2日 ( 2019年5月31日    茨城県 ザ・ロイヤルGC=8016ヤード、パー72 )

スコアを伸ばし笑顔の永野。3打差3位につけた(撮影・沢田 明徳)
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 4位から出た永野竜太郎(31=フリー)が2バーディー、ボギーなしの70で回り、通算5アンダーで首位と3打差の3位につけた。昨季に13年から6年間守ってきたシードを失い、最終予選会からはい上がった31歳が好位置で決勝に進む。67をマークした今平周吾(26=フリー)が通算8アンダーで単独首位に立った。

 12番で5メートルのチャンスを沈めると、続く13番パー5はバンカーからの第3打を30センチに寄せた。スコアを2つ伸ばしてじわりと3位に浮上。永野は「(前半を)パーでしのげたのが良かった」とうなずいた。

 昨季、6年間守ってきた賞金シードを喪失。最終予選会からはい上がってきた。熊本出身ながら、茨城の水城高に進学した永野にとって今大会は準地元開催だ。観客の声援にも後押しされた。同じピンと契約する比嘉真美子は全米女子オープンで首位発進。昨オフにはともに米国合宿を行うなど親交があり「優勝しちゃうんじゃないですか。気持ちが強い選手」と刺激を受けた。自身も初優勝を狙える位置だが「全力でいくだけ」と、まずは目の前の一打に集中する。

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2019年6月1日のニュース