伊藤美誠 3回戦で中国の次世代エース候補に敗れる

[ 2019年4月24日 20:16 ]

卓球・世界選手権個人戦第4日 ( 2019年4月24日    ハンガリー・ブダベスト )

<世界卓球(女子シングルス3回戦)>孫穎莎に得点を奪われ、肩を落とす伊藤(撮影・吉田 剛)
Photo By スポニチ

 女子シングルス3回戦があり、世界ランキング7位の伊藤美誠(18=スターツ)が、メダル獲得への最初の山場と位置付けた孫穎莎(中国)戦に1―4で敗れた。6―11、9―11、9―11、15―13、2―11。

 強烈なフォアハンドを繰り出す世界ランキング29位のボールに押される場面が目立った。返すコースが甘くなり、強打を叩き込まれた。緩急で対抗しても、パワーで打ち抜かれた。第4ゲームは変幻自在のサーブが効いて一矢報いたが、第5ゲームは押し切られた。
 前日は「向こうは初めての世界選手権。自分の方が経験している。大舞台は何が起こるか分からない。孫選手が120%の力を出しても自分が勝てるようにしたい」と語っていた。2年連続で全日本選手権を制し、中国キラーとして世界に名をとどろかせる「みま」が、日本女子で最初に姿を消した。ハイレベルなラリーで観衆を何度も沸かせたが、中国の次世代のエース候補の壁は分厚かった。

続きを表示

2019年4月24日のニュース