フリースタイル74キロ級の藤波勇飛 ドクターストップで2回戦を棄権

[ 2019年4月24日 16:11 ]

レスリング・アジア選手権第2日 ( 2019年4月24日    中国・西安 )

初戦突破後に棄権した男子フリー74キロ級の藤波(撮影・中出健太郎)
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 男子フリースタイル74キロ級の藤波勇飛(22=ジャパンビバレッジ)が初戦突破後、ドクターストップにより2回戦を棄権した。内側じん帯損傷から回復途上の右膝に「痛みが残っている」状態で中国選手を破ったものの、右足が踏ん張れずに実力差のある相手に苦戦。これ以上無理をすると世界選手権(9月、カザフスタン)出場が懸かる6月の全日本選抜選手権に影響が出る可能性があると診断された。

 藤波は3月のW杯(ロシア)にも代表メンバーとして同行したが、試合出場は見合わせていた。今回試合に出たのは、棄権すると日本が世界選手権で全階級にエントリーできなくなるため。期待のイケメンは「日本のレベルは高いので、今の状態では日本でも勝てなくなる可能性がある。しっかり治して(全日本選抜に)臨みたい」と話した。

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2019年4月24日のニュース