92キロ級の松本篤史が銅メダル獲得 東京五輪では97キロ級で挑戦へ

[ 2019年4月24日 21:36 ]

レスリング・アジア選手権第2日 ( 2019年4月24日    中国・西安 )

92キロ級で3位に入り、97キロ級挑戦の意向を示した松本(撮影・中出健太郎)
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 男子フリースタイルの残り5階級が行われ、92キロ級の松本篤史(31=警視庁)が銅メダルを獲得した。2回戦で敗れた松本は敗者復活戦を経て3位決定戦に進み、ウズベキスタン選手に逆転勝ちした。

 第2ピリオド開始直後、松本は相手の“チョーク攻撃”を受けてせきこんだ。「元々ぜんそく持ちだったので、あんなことをされて苦しかった」と苦笑い。非五輪階級のため東京五輪につながらない試合だったが、「勝ち切れたのはよかった」と胸をなで下ろした。

 今後は五輪階級の97キロ級に挑戦したいという。「1つ階級を上げて勝負していく。もう一度体づくりをやり直して、本番は6月の全日本選抜。そこで優勝できるように」と明かした。97キロ級で世界選手権(9月、カザフスタン)代表となるには5月の予選を経て6月の全日本選抜、続くプレーオフに連勝しなくてはならない。「92キロ級とはパワーが全然変わってくる。まずは体づくりをしなきゃいけない」と話し、東京五輪へ向けて「世界選手権が終わってから97キロ級の体をつくるには期間が短すぎる」と決断の理由を説明した。

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2019年4月24日のニュース