石川遼 腰痛で国内開幕戦欠場 選手会キャンセルで懸命治療も…「大変落胆」

[ 2019年4月16日 19:13 ]

石川遼
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 男子ゴルフの今季国内開幕戦、東建ホームメイトカップ(賞金総額1億3000万円、優勝賞金2600万円)はあす18日から4日間、三重県桑名市の東建多度カントリークラブ・名古屋(7081ヤード、パー71)で行われる。2016年KBCオーガスタ以来の復活優勝を目指して調整してきた石川遼(27=CASIO)は腰痛のため急きょ、今大会を欠場する決断を下した。

 15日は自ら会長を務めるジャパンゴルフツアー選手会の総会及び選手ミーティングをキャンセルし、東京で懸命の治療を続けたが、わずか1日では症状に大きな改善は見られなかったようだ。大会初日までは2日あるが、日本ツアーにはきょう16日のプロアマ戦を欠場すると本戦に出場できない規定がある。

 今季の石川は1月の日本ツアー開幕戦、SMBCシンガポールオープンで47位、その後、自ら立ち上げた“ゴルフ版地方巡業”フューチャーツアーで日本各地を転戦し、前週の千葉オープン(10、11日)は連覇を果たしたが、同じく連覇を目指した中1日の岐阜オープンでは予選落ちを喫していた。

 石川は米ツアーを主戦場としていた2016年2月に腰痛のため約5カ月戦線を離脱。復帰2戦目だった同年7月の日本ツアー、KBCオーガスタで見事、ツアー通算14勝目を挙げたが、その後も腰の不安を抱えながら戦っていた。

 <石川遼の談話>非常に楽しみにしていた開幕戦を欠場する事になり、大変落胆しております。痛めた部位は腰部ですが軽度のため、2週間以内に完治できるよう専念したいと思います。皆様には、ご心配とご迷惑をおかけして申し訳ございません。

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