白鵬、三本締めで処分へ コンプラ委員会で釈明、来週にも臨時理事会で決定

[ 2019年4月16日 19:58 ]

春場所千秋楽の表彰式でファンと一緒に三本締めをする白鵬(撮影・奥 調)
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 大相撲春場所千秋楽の優勝インタビューの際、観客とともに三本締めを行った横綱・白鵬(33=宮城野部屋)が16日、処分を受ける可能性が高まった。白鵬はこの日、両国国技館で行われた日本相撲協会コンプライアンス委員会に出席。“三本締め問題”で既に同委員会の聞き取り調査に応じており、「礼儀、作法」などの違反行為に該当するか審議されている。

 この日は規定に基づいて、対象者である白鵬と師匠の宮城野親方(元幕内・竹葉山)に釈明する機会が与えられた。約1時間半の滞在を終えた横綱は疲れた様子で、「明日からの巡業頑張ります」とだけ話し、同親方は「真摯(しんし)に受け止める」と神妙な面持ちだった。

 同委員会はこの日決めた内容を八角理事長(元横綱・北勝海)に答申した。早ければ来週にも日本相撲協会臨時理事会が開かれ、処分内容などが決まる。

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