「箱根ランフェス2019」開催、千葉真子氏らゲストに4000人参加

[ 2019年4月16日 05:30 ]

2日間ともに天候に恵まれた箱根ランフェス(ハーフ男子スタート時の模様)
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 今年で3回目の開催となる“ランニング+アウトドア+フェス”を融合した最新の複合的なエンターテイメントスポーツフェスティバル「箱根ランフェス2019」が13、14の両日、神奈川・芦ノ湖キャンプ村をメイン会場に行われ、約4000人が参加した。

 芦ノ湖スカイラインを貸し切って走る「富士ビューラン」ハーフや三国峠ラン(約8キロ)をはじめ、家族や仲間と気軽に楽しめる芦ノ湖ランやキッズラン、ノルディックウオーキング、ロゲイニングなど家族や仲間で楽しめるプログラムをラインアップ。

 中でも、大きな注目を集めたのが「富士ビューラン」で、ハーフをはじめ、約8キロのコースを走る三国峠ランを2日間で実施。普段は走ることのできない自動車専用道路・芦ノ湖スカイラインを貸し切り往復するコースは、スタートから最初のエイドステーションの三国峠まで、約270メートルの高低差があるまさに“ジェットコースターコース”とも呼ばれるチャレンジングなコースとなっている。

 しかし、コースからは眼下に広がる芦ノ湖や、富士山などの絶景が楽しめるとあって、他のマラソン大会では決して味わうことができない箱根ランフェスのだいご味を楽しみに参加するリピーターも多い。

 初日(13日)に行われた「富士ビューラン」サタデーハーフの女子部門では、1時間44分51秒で石川純子さんが優勝。元1万メートル日本記録保持者(31分31秒12)で、現在はリスタートランニングクラブのヘッドコーチを務めている石川さんは「アップダウンがきつかったんですが、富士山もきれいでしたし、楽しいコースですね」と、実力者は笑顔で優勝の喜びを話した。

 一方、ハーフ男子サタデーでは樽木将吾さんが1時間14分58秒で優勝。「コースは結構きつかったですね。特に折り返し後の上りで、全然脚が上がらなかったですね。でも、景色が本当に素晴らしくて、元気をもらい優勝することができました」と、箱根ランフェスの魅力について話した。

 同フェスには山の神と呼ばれた柏原竜二氏(富士通所属)のほか、アトランタ五輪5位入賞、世界選手権では1万メートルとマラソンの両種目で銅メダルに輝いた千葉真子氏もゲストランナーとして参加したほか、ステージではシンガーソングランナーとして活躍するSUIらがライブを行い、箱根ランフェスを盛り上げた。

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