張本 1次L2位で決勝T進出、リオ金の馬龍には敗れる

[ 2019年4月6日 05:30 ]

卓球 アジア杯第1日 ( 2019年4月5日    横浜文化体育館 )

卓球アジア杯初日 リオ五輪金メダリスト・馬龍(後方)に得点を奪われる張本(撮影・吉田 剛)
Photo By スポニチ

 1次リーグがあり、男子B組の張本智和(15=木下グループ)は、リオ五輪金メダルの馬龍(30=中国)に敗れ、2勝1敗の2位で6日からの決勝トーナメントへ進んだ。C組の丹羽孝希(24=スヴェンソン)は1位通過、女子C組の石川佳純(26=全農)は2位通過。平野美宇(18=日本生命)は1勝2敗のA組3位でプレーオフへ回った。

 近づいたと思った馬龍の背中がまた遠のいた。張本は得意のバックハンドを主体にして、第2ゲームを奪って試合を振り出しに戻したが1―3で敗れた。「試合の運び方が相手がうまかった。前回対戦の分析をされた」。昨年6月に金星を挙げていたが再現はならず「差は縮まったり、広がったり。今回の内容なら離された」と完敗を認めた。

 ≪佳純“反省会”で変身≫石川は「普通はしない」という1時間の話し合いが効いた。2戦目のフォン・ティエンウェイ(シンガポール)にストレート負けした後、女子日本代表・馬場監督らと反省点を洗い出した。「考え方の整理ができた」と気持ちを切り替え3戦目の陳思羽(台湾)に3―0完勝。直近の試合は不満が残る内容が多かったそうで「今日の試合でスッキリした」と浮上のきっかけをつかんだようだった。

続きを表示

この記事のフォト

2019年4月6日のニュース