JOC次期会長候補の山下氏「非常に困惑している」

[ 2019年4月6日 10:39 ]

来場したゴジラと組み合う全日本柔道連盟の山下泰裕会長
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 日本オリンピック委員会(JOC)の次期会長に就任確実と報じられている全日本柔道連盟の山下泰裕会長(61)が6日、全日本選抜体重別選手権の行われる福岡国際センターで取材に応じ、「(報道に対して)非常に困惑している。7月4日の(JOC)理事会までは何も決まらない。いろんな動きがあると思うが、仮定の話には一切答えられない」と話した。

 JOCは20年東京五輪の招致をめぐり、竹田恒和会長(71)がフランスの司法当局から贈賄容疑で捜査を受け、任期満了をもって退任することを表明。山下氏は後任の最有力候補として名前が挙がっていた。

 山下氏は会場入りの際、柔道日本代表の愛称に決まったゴジラと対面。握手を交わすと、現役時代さながらの左組みで組み合うサービス精神を見せた。ゴジラについては「私が小さいころは悪役だったが、今は正義の味方。(握手は)力強かった」と話して笑顔。「(映画)シン・ゴジラは2回見た」と“通”な一面も披露した。

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2019年4月6日のニュース