万全遠い白井 現状のベストを 7日、体操W杯個人総合

[ 2019年4月6日 05:30 ]

体操W杯東京大会公式練習のつり輪で調整する白井
Photo By 共同

 体操のW杯個人総合は7日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで行われる。

 5日は会場で調整した男女日本代表が会見。白井健三(22=日体大大学院)は3月のアメリカン・カップを左足首痛で棄権したが、2週間前に再び同じ部位を痛めて一時は歩けないほどだったという。この日の練習では床運動や跳馬で自身の名が付く高難度技は行わず、状態は万全からは程遠い。「今できることは多くない」と冷静に自身を見つめた上で「体操をやっていることを楽しめている。点数だけじゃない目的を設定して演技したい」と話した。大学院進学後、初めての実戦で厳しい状況に立たされたが、現状のベストを尽くす。

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2019年4月6日のニュース