大鵬の孫 納谷 父・貴闘力ができなかった幕下優勝へあと一番「プレッシャーは苦手な方じゃない」

[ 2019年3月20日 14:21 ]

大相撲春場所11日目 ( 2019年3月20日    エディオンアリーナ大阪 )

<大相撲春場所11日目>納谷(右)は琴誠剛を小手投げで破り6連勝 (撮影・奥 調)
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 大鵬の孫で幕下の納谷が琴誠剛を下し初日から6連勝した。

 立ち合いで突いて出たが、相手に下手を取られ中に入られる。しかし、そこから回り込みながら起死回生の小手投げで逆転勝ちした。

 「差されると、思いっきり振っちゃう癖があるので、やらないようにしていたんですが。向こうは押す力もあるので…」と危ない星を拾って苦笑いした。

 6連勝は序ノ口優勝した昨年の春場所以来6場所ぶり。13日目に同じく6戦全勝の元十両・美ノ海との対戦が組まれる予定で、勝てば父・貴闘力(元関脇)が出来なかった幕下優勝を果たす。

 「(番付が上の美ノ海に)簡単に優勝させないぞという気持ちで。プレッシャーとかあまり苦手な方じゃないので、力が出る方かなと思います」と祖父、そして父譲りのハートの強さで序ノ口Vに続く2度目のタイトル奪取に挑む。

 ここまでは順調に白星を重ねているが、自己採点を聞かれると「ちょこちょこと悪いところが出ているので60点くらいです。まだ(いい点が)出ると思うので」と気を引き締めていた。

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