ブレークダンス 初の候補選出、国内愛好者は100万人

[ 2019年2月22日 05:30 ]

24年パリ五輪追加種目候補発表

 IOCの若者重視の流れに乗って、サプライズで候補入りしたのが、音楽に乗って対決形式で踊りを披露するブレークダンスだ。米ニューヨーク発祥とされるストリートダンスの一種で、フランスでも人気が高い。組織委は「2人の対決はスポーツになる。芸術的な面も、運動競技の側面もある」と主張した。

 日本にとっても追い風となりそうだ。日本ダンススポーツ連盟によると、ストリートダンス愛好者は国内で100万人を超える。昨夏のユース五輪では河合来夢が2つの金メダルを獲得し、強豪国を印象付けた。

 組織委のエスタンゲ会長は会見で「4つの追加候補以外を新たに選ぶことはない」と明言。追加される4競技12種目の選手枠は男女同数で総数は248となる。20年12月の理事会で各種目の選手数を含めて最終決定する見通しだ。

 ▼サーフィン男子・五十嵐カノア パリでも選ばれたら、4年後にもう一つ目標が増える。凄いうれしい。

 ▼日本ローラースポーツ連盟スケートボード部門・西川隆ヘッドコーチ 20年東京五輪の次世代となる小、中学生にも新たな夢と可能性が広がる。

 ▼日本山岳・スポーツクライミング協会・八木原国明会長 東京(五輪の実施競技)に入って露出が増えたし、改めて競技が認められた。

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2019年2月22日のニュース