高校個人5冠斎藤 八角部屋入り「稽古一生懸命したい」

[ 2019年2月22日 05:30 ]

入門会見で師匠となる日本相撲協会の八角理事長(右)と握手する斎藤
Photo By 共同

 昨年の高校横綱で国体少年の個人も制した斎藤大輔(埼玉栄高3年)の八角部屋入りが決まり、さいたま市の同高で会見した。1メートル90、135キロの恵まれた体格で高校時代に個人5冠を獲得した逸材は「稽古を一生懸命して、関取になれるように頑張りたい」と抱負を述べた。春場所の新弟子検査を受検する。

 山形県出身の斎藤は小学生時代、「わんぱく相撲全国大会」に出場した際に八角部屋に宿泊しており、その縁もあって入門に至った。得意とする相撲は「突き、押しからの左四つ」。埼玉栄高OBには、大関・豪栄道、関脇・貴景勝らがおり「早く追いつけるようになりたい」と将来を見据えた。八角親方(元横綱・北勝海)は「気は優しくて力持ち。そういう力士になってほしい」と期待を込めた。

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