三原舞依 自己ベストでSP8位から巻き返し3位「全く緊張しなかった」

[ 2019年2月9日 16:49 ]

フィギュアスケート四大陸選手権・女子フリー ( 2019年2月8日    米カリフォルニア州アナハイム )

<四大陸選手権女子フリー>SPの悔しさを見事に晴らした三原舞依(撮影・長久保 豊)
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 フィギュアスケートの四大陸選手権女子フリーが8日に米国カリフォルニア州アナハイムであり、SP8位の三原舞依(19=シスメックス)は合計207・12点で3位だった。

 フリー自己ベストの141・97点(従来は138・28点)をマークした。

 ジャンプのミスが目立った前日から一変。「久しぶりに全く緊張しなかった。一つずつ丁寧にしようと、すごく集中してできた」。フリー「ガブリエルのオーボエ」を鮮やかに演じ切った。フィニッシュに向かう場面では、客席にニコっとほほえみ、笑顔を受け取った観客から大きな歓声が上がった。観衆を魅了する演技だった。

 後に演技をしたSPのトップ3が崩れて、表彰台へ。前日のSPの後、本番の弱さを嘆き「自分でもどうしたらいいか分からない」と困惑の表情を浮かべていた2年前の女王だが、ドラマチックな巻き返しを見せた。

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