坂本「軽々」自己新SP2位 「国際試合で2人に勝ってこそ上だったと証明できる」

[ 2019年2月9日 05:30 ]

フィギュアスケート 四大陸選手権第1日 ( 2019年2月7日    米カリフォルニア州アナハイム )

自己ベスト更新で2位発進の坂本(撮影・長久保 豊)
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 気持ちが変われば、振る舞いも変わってくる。坂本が有言実行で日本人首位の2位。「今日はジャンプが全部、軽々と跳べて。自分の中でも、一番いいのができました」。ミスなく、自己ベストを2・07点更新する73・36点をマークした。

 元々優しいキャラだが、大会前に「国際試合で2人(紀平と三原)に勝ってこそ、全日本が上だったと証明できる」とライバル心をむき出しにした。「先生に言霊(ことだま)があるって言われて。どんどん言っていけ、みたいな感じで。ちょっとずつ大人になっていこうと」。中野コーチの言葉が、着火点になっていた。

 首位テネルとの0・55点差は、あってないようなもの。「できる限りの精いっぱいを出して、自己ベストを更新したいなと思います」と語った。

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