美誠 混合複に続き女子複連覇 女子初2年連続3冠王手

[ 2019年1月20日 05:30 ]

卓球全日本選手権第6日 女子ダブルス決勝   早田・伊藤組3-1芝田・大藤組 ( 2019年1月19日    大阪市・丸善インテックアリーナ大坂 )

女子ダブルス決勝で、連覇した伊藤(右)と早田は笑顔でハイタッチ(撮影・井垣 忠夫)
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 男女のダブルス準決勝、決勝などがあり、女子は伊藤美誠(18=スターツ)早田ひな(18=日本生命)組が2連覇を達成した。混合ダブルスに続き2種目を制した伊藤は、女子史上初の2年連続3冠へ王手をかけた。残す1冠へ向け、20日のシングルス準決勝で、早田と直接対決する。男子は張本智和(15=エリートアカデミー)木造勇人(19=愛知工大)組が初優勝した。

 世界を席巻する「みまひな」は、頭一つ抜けていた。芝田・大藤組との決勝の第1ゲームは、8連続得点でスタートして奪取。ミスが続いて3ゲーム目を落としたとはいえ、内容で圧倒し続けた。相手がレシーブをミスして優勝が決まると、2人でポンとタッチ。派手な喜びはない。2連覇をした伊藤の言葉に女王の貫禄が漂った。

 「全日本の前に2日間しか練習をしてないけど、たくさんの試合に出て、自信をつけたので、安定した気持ちで1回戦から臨めた」

 テクニシャン伊藤がつないで、強打の左利き早田が仕留める。結成わずか2年弱で世界ツアー6勝。昨年12月のグランドファイナルも制した。左右のコンビは初タッグの17年世界選手権銅メダルから上昇曲線を描く。

 「ひなには、私がまねできない攻撃力がある。ビューンって耳元で音が聞こえる。“開放感あるわぁ”って、言ってます」。実績が上の伊藤の賛辞が、2人の仲を表している。

 同じ2000年生まれの高校3年生。長い間、“仲はいいが深くない関係”だったという。伊藤は、ダブルスを組む同学年の平野といつも一緒だったからだ。だが、この2年で急速に接近。2人で食事、カラオケ、化粧品の買い物などに出掛ける。「ひなは凄く元気。私は声をあまり出さないけど、ダブルスだと出る」と公私で信頼を置く。

 最強ペアはシングルスも勝ち上がり、最終日のきょう20日の準決勝でぶつかる。世界ツアーの対戦成績は伊藤の3勝2敗で、直近は3連勝している。

 「ダブルスで優勝して喜びたいけど、喜びづらい。お互いいい調子。一番は、楽しんだもん勝ちだと思う」

 混合に続く制覇で、女子初の2年連続3冠に王手をかけた「みま」。ベストパートナーを倒して、偉業へと向かう。

 《ひな冷静「思い切ってやるだけ」》自身初の4強入りを果たした早田は「たくさんのお客さんの中で早くプレーしたい」と最終日へ胸を躍らせた。Tリーグでは個人10戦全勝と負けなしの強さを大舞台でも発揮。「一戦一戦、戦って気付いたら連勝していた」と自分でも驚くほどに成長していた。最終日は盟友・伊藤との準決勝が待っている。「(伊藤は)いま波に乗っている選手。思い切ってやるだけです」と意気込んでいた。

 《最年少14歳Vへ 美悠粘って4強》14歳169日の木原が07年の石川佳純(13歳332日)に次ぐ史上2番目の若さで4強入りを果たした。前日の5回戦で2年前の女王・平野美宇を倒した勢いそのまま、カット型の佐藤を撃破。1―3と追い詰められてから3ゲームを連取し、1時間17分の激闘を制した。「ベスト4は自分でも信じられない」。無理に攻撃に出ずに長いラリーに耐えて、相手のミスを誘った。最終日は、史上最年少Vを狙う。

 ▼森さくら(女子シングルスで4強入り)久しぶりに最終日に残ることができてうれしい。

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