セインツ、全勝ラムズを接戦の末ホームで撃破 WRトーマスがチーム新記録樹立

[ 2018年11月5日 13:44 ]

第4Qに72ヤードのTDレシーブを記録したセインツのトーマス(AP)
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 NFLは4日に各地で第9週の11試合を行い、セインツは地元ニューオーリンズでここまで無敗のラムズを45―35(前半35―17)で下して7勝1敗。QBドリュー・ブリーズ(39)が346ヤードと4TDをパスで稼げば、3季目のWRマイケル・トーマス(25)は12回のレシーブでチーム新記録となる211ヤード(1TD)を獲得してチームの7連勝に貢献した。

 セインツはRBアルビン・カマラ(23)が前半だけで3つのTDをラン(2)とレシーブ(1)で獲得して18点のリードを奪った。しかし後半に入って守勢一方となり、第4Q5分12秒、ラムズのQBジャレッド・ゴフ(24)からWRクーパー・カップ(25)へ41ヤードのTDパスを通されて35―35の同点とされた。

 しかしその3分25秒後にウィル・ルッツ(24)が54ヤードのFGを決めて再び勝ち越し、残り3分52秒にはブリーズがトーマスに起死回生の72ヤードのTDパスを成功させてとどめを刺した。

 セインツの1試合最多レシーブ記録は1979年にウェス・チャンドラーがファルコンズ戦でマークしていた205ヤード。トーマスは土壇場での劇的なTDがものを言って、チーム記録を39年ぶりに更新した。

 快進撃を続けていたラムズは今季9戦目で初黒星。ゴフは40回中28回のパスを通してブリーズを上回る391ヤード(3TD)をマークし、チームは最大21点差のビハインドから一時同点にまで追いついたがあと一歩およばなかった。

 なおブロンコスに競り勝ったテキサンズは開幕3連敗のあと6連勝。3年連続のスーパーボウル進出を目指すペイトリオッツもパッカーズを退けて6連勝を飾った。

 <その他の結果>

*バイキングス(5勝3敗1分け)24―9ライオンズ(3勝5敗)

*ドルフィンズ(5勝4敗)13―6ジェッツ(3勝6敗)

ファルコンズ(4勝4敗)38―14*レッドスキンズ(5勝3敗)

チーフス(8勝1敗)37―21*ブラウンズ(2勝6敗1分け)

スティーラーズ(5勝2敗1分け)23―6*レイブンズ(4勝5敗)

ベアーズ(5勝3敗)41―9*ビルズ(2勝7敗)

*パンサーズ(6勝2敗)42―28バッカニアーズ(3勝5敗)

テキサンズ(6勝3敗)19―17*ブロンコス(3勝6敗)

チャージャーズ(6勝2敗)25―17*シーホークス(4勝4敗)

*ペイトリオッツ(7勝2敗)31―17パッカーズ(3勝4敗1分け)

 *はホームチーム

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