体操男子に浮上した「国内試合との点数の出方の差」今後研究の必要性アリ

[ 2018年11月5日 10:00 ]

体操世界選手権 ( カタール・ドーハ )

<男子団体総合>合計253・744点で銅メダルを獲得し喜ぶ日本代表(左から)白井健三(日体大)、谷川航(順大)、田中佑典(コナミスポーツ)、萱和磨(順大)、内村航平(リンガーハット)、谷川翔(順大)
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 【体操世界選手権 総括】ロシアや中国の勢いに押されただけではなく、内村が指摘したように、男子は国内試合との点の出方の差に戸惑いを隠せなかった。予選、団体総合決勝ともに日本で最多の5種目で演技した谷川も、「日本でやった時は僕だけじゃなくて、他の選手も点が出ていた」と証言。傾向を分析した上で、どういう練習に取り組んでいくべきなのか。水鳥監督は「審判の先生とも一緒になって考えていきたい」と今後を見据えた。

 女子は団体総合で6位だったが、村上が2つメダルを獲得したことで、真のエースとしての大きな自信を手に入れたことが収穫。パワハラ騒動で大会直前に急きょ指揮を執ることが決まった田中監督は、村上の個人総合の55・798点を引き合いに「56点取れる選手をもう一人つくらないといけない」と話した。

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