東海大、15年ぶりV逃すも手応え 箱根で雪辱へ

[ 2018年11月5日 05:30 ]

全日本大学駅伝 ( 2018年11月4日    愛知・熱田神宮~三重・伊勢神宮の8区間106・8キロ )

2位でゴールする東海大のアンカー・湯沢舜
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 終盤まで首位を走っていた東海大はあと一歩のところで15年ぶりのタイトルを逃した。それでも、両角速(もろずみ・はやし)監督は「チームとしては確実に上がっている」と手応えを口にした。

 3区では今夏のアジア大会1500メートル日本代表の館沢亨次(3年)が青学大に37秒差をつける区間賞の快走。館沢は「自信のある大会で自信のある区間。何が何でも獲りたかった」と走りでチームに勢いをもたらした。得意とするスピード駅伝の出雲で一度も優勝争いに絡めなかった。その悔しさを晴らそうと臨んだ伊勢路で手応えを得た。2カ月後に迎える箱根駅伝に向け「箱根は(特殊区間の)5、6区もある。準備をしっかりしたい」と指揮官は反攻を誓っていた。

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