茉愛、飛躍の鍵は「Dスコア」 日本勢初2大会連続表彰台

[ 2018年11月5日 05:30 ]

体操世界選手権最終日 ( 2018年11月3日    カタール・ドーハ )

女子種目別床運動で銅メダルを獲得した村上
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 女子のエース・村上茉愛(22=日体大)が、今後のテーマにDスコア(演技価値点)のアップを誓った。昨年、今年と平均台以外は同じ演技構成で「そろそろDスコアを上げないと。来年は個人総合のメダリストという誇りを持って、Dスコアをたくさん上げてアピールしたい」と意気込んだ。

 今大会は団体総合こそ6位に終わったものの、個人総合では日本初の銀メダルを獲得。床運動は連覇には届かなかったが、銅メダルで同種目では日本勢で初めて2大会連続の表彰台に立った。ドーハで13種目目の床ではウオーミングアップを軽めにとどめ、「本番一発に懸けた」という戦略が実を結んだ。

 女子の歴史を塗り替える22歳だが、男子のように注目してもらいたいという思いがある。「男子みたいに活躍してメダルを獲っていかないと。内村航平さんみたいに頑張っていきたい」と意気込んだ。

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2018年11月5日のニュース