レジェンドが大坂なおみ絶賛　セレシュさん「あの年齢で、あの若さで…」

記者会見した（左から）ダベンポートさん、クライシュテルスさん、カプリアティさん、セレシュさん
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　女子テニスの今季最終戦、ＷＴＡファイナル第２日の２２日、レジェンド４選手が会見した。４人合わせて４大大会通算１９勝を数えるモニカ・セレシュさん（４４＝米国）、ジェニファー・カプリアティさん（４２＝米国）、リンゼイ・ダベンポートさん（４２＝米国）、キム・クライシュテルスさん（３５＝ベルギー）の４人で、女子テニスの現状から初出場を果たした大坂なおみ（２１＝日清食品）まで話題は及んだ。

　セレシュさんは全米オープン決勝での大坂の戦いぶりを称賛。「観客全員が相手を応援しているような状況でセリーナのような選手と対戦する。あの年齢で、あの若さで落ち着きを失わなかった。見ていてものすごく印象に残った」と語った。ダベンポートさんは「全米の優勝は驚きだったけど、この数年間の成長と彼女の力を知っていればいつかこうなると思っていた」とファイナル初出場にも納得の様子。以前はマディソン・キーズ（米国）のコーチなども務め、間近で大坂のプレーを見てきただけに「今季ツアーで一番進歩したのは大坂。彼女は攻撃的な選手だけど、必要とあらば守備的な選手以上に守備的にプレーするようになった」と成長の要因を読み解いた。