【岡崎真の目】宮原、新ルール影響なく完璧 力強さも感じた

[ 2018年10月22日 09:41 ]

フィギュアスケートGPシリーズ第1戦スケートアメリカ第2日 ( 2018年10月20日    米ワシントン州エバレット )

女子SPで首位に立った宮原
Photo By 共同

 宮原は、ほぼ完璧な演技だった。課題だったジャンプの回転不足もなく、スピンやステップのレベルの取りこぼしもなかった。今季から回転不足の基準が変わり、昨季まではセーフだった4分の1ジャストがアンダー(不足)と判定されるようになった。宮原には逆風にならなければいいがと懸念していたが、少なくとも今回の演技ではその影響はなかったようだ。元々、細やかな行き届いた演技が彼女の持ち味。それに加えて、さらに力強さも感じられるようになり、今季も十分に期待できそうだ。

 坂本は初戦が良くなかったので少し心配したが、今回は持ち前の力強い、高さのあるジャンプが戻っていた。本田も終始スピードがあって流れも良かったが、結果的にはジャンプで回転不足を2つ取られて思ったよりも得点が伸びなかった。スピンでの取りこぼしもあったが、演技点は上位2人に次ぐ点が出ているし、全体としては今までにない妖艶な雰囲気も感じられた。宮原や坂本とはまた違う、彼女らしい華やかな一面が見られるプログラムで、もっと滑り込んでいけば今後が楽しみだ。 (ISUテクニカルスペシャリスト、プロコーチ)

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