女子バレー日本 全勝イタリアに2―3惜敗 8年ぶりのメダル獲得ならず…5位決定戦へ

[ 2018年10月15日 21:26 ]

バレーボール女子世界選手権第12日・3次リーグG組   日本2―3イタリア ( 2018年10月15日    名古屋市・ガイシプラザ )

<日本・イタリア>第2セット、スパイクを決める石井
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 バレーボールの女子世界選手権第12日は15日、名古屋市・ガイシプラザで行われ、3次リーグG組で世界ランキング6位の日本は、同7位のイタリアに2―3(20―25、25―22、21―25、25―19、13―15)で惜敗し、準決勝進出を逃した。2戦2敗で同組最下位が確定し、米国との5位決定戦に回る。

 第1セット、日本はここまで9戦全勝と絶好調のイタリア相手に粘ったものの、男子並みの最高到達点3メートル44を誇るエース・エゴヌに5得点を許し、20ー25で落とした。

 第2セット、日本はエゴヌのスパイクに対応し、リードを奪うと、25―22でこのセットをものにした。今大会、ここまで3セットしか落としていなかったイタリアに食らいつく。

 第3セット、序盤に3―0とリードしたものの、勝負どころでエゴヌを止められず、21―25で落とし、後がなくなった。

 しかし第4セット、日本は序盤、6連続ポイントで逆転すると、奥村、新鍋らの活躍でこのセットを25―19で奪い返した。

 今大会、イタリアから2セットを奪ったのは日本が初めて。運命の最終セット、日本は勢いそのままに拾ってつなぐ全員バレーで粘ったものの、イタリアに13―15で競り負けた。3次リーグ敗退が決まり、目標の8年ぶりメダル獲得はならなかった。

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