ビックカメラ高崎 中野がノーヒッター、7年目の24歳初快挙

[ 2018年10月15日 05:30 ]

<ビックカメラ高崎・SGホールディングス>自身初のノーヒットノーランを達成したビックカメラ高崎・中野(日本ソフトボール協会提供)
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 「第51回日本女子ソフトボール1部リーグ」(日本ソフトボール協会、日本女子ソフトボールリーグ機構主催)は14日、兵庫・豊岡、岡山・倉敷、群馬・太田の3会場で第9節の6試合を消化した。ビックカメラ高崎の中野花菜投手(24)はSGホールディングス戦で自身初のノーヒットノーランを達成。豊田自動織機の4位以上が確定し、2年連続の決勝トーナメント進出が決まった。

 7年目の中野が大記録を達成した。出した走者は四死球による4人だけ。「高低とコースをしっかり意識して投げました」というように、抜群の制球力でSGホールディングス打線を手玉に取った。自身初めてのノーヒットノーランをマークした右腕は、まだ24歳。“レジェンド”上野、“怪物”勝股の陰に隠れていた中堅が意地の投球を見せた。

 <大垣ミナモ、痛恨連敗>デンソーに逆転負けを喫し、痛恨の連敗となった。1点リードの5回無死一塁の守備。内野陣が前進しすぎた裏をかかれ、バスターで好機を広げられた。「素直にバントと決めて、応用がきかないあたりがうちの弱さですかね」と溝江香澄監督は振り返る。最終節で連勝すれば自動残留の10位に入る可能性があるとはいえ、入れ替え戦の11位、自動降格の12位を伊予銀行と争う公算が大きい。

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