池江璃花子“秘策”は日本土産 世界女王との合同合宿出発「学びたい」

[ 2018年10月15日 12:30 ]

トルコ合宿に出発した池江と三木コーチ
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 競泳女子の池江璃花子(18=ルネサンス)が15日、トルコ合宿に向けて羽田空港から渡欧した。16年リオ五輪100メートルバタフライの覇者サラ・ショーストロム(25=スウェーデン)をはじめ複数の五輪メダリストによる合同合宿に参加。世界トップスイマーが集う環境に馴染むことも重要になるため、池江は“秘策”を準備していた。

 手土産として、舞妓(まいこ)や忍者、招き猫、ダルマなどが描かれたグッズを持参。「日本の絵が描いてある靴下とか、舞妓さんみたいなパックとか。なるべく日本ぽいものを選びました。忍者とかダルマとか招き猫とか」と明かした。最近の数週間は語学力アップに向けて机に向かったが「自分なりに勉強してみたんですけど、何も変わらなかった」と苦笑い。「実際に海外に行って自分から積極的に話すのが大事。(水泳の)詳しいことは話せなくていいので、日常会話をできたらいいなと思います」と日本文化を感じさせる手土産を会話の糸口にする考えだ。

 トルコ滞在中は月火木金に2部練習、水土に1部練習を実施。20、21日には英マンチェスターに遠征して国際大会にも出場する予定だ。「サラ選手は一番尊敬している選手で、世界記録も持っている。目標であり、東京五輪で金メダルを獲るなら絶対に勝たないといけない相手でもある。インスタグラムを見ているとウエートや陸トレなど、あまり自分がやっていないことをやっているので、真似してみたい。勝つために何が必要かを学んできたい」と意欲を見せた。

 合宿参加は、英国留学経験のある三木二郎コーチ(35)のパイプで実現。池江はトルコ、英国ともに初滞在で「ビッグベンに行ってみたいのと、トルコアイスを食べたいと思っています」と18歳の女子高生らしい一面も覗かせた。

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2018年10月15日のニュース