ジョコビッチ、錦織の“武器”フットワーク封じ完勝「気持ちのいいプレーできた」

[ 2018年9月8日 10:40 ]

テニス全米オープン第12日 男子シングルス準決勝   錦織0―3ジョコビッチ ( 2018年9月7日    ニューヨーク )

勝利を決め、派手なガッツポーズを決めるジョコビッチ(AP)
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 男子シングルス準決勝で第21シードの錦織圭(28=日清食品)が第6シードのノバク・ジョコビッチ(31=セルビア)と対戦。3―6、4―6、2―6でストレート負けを喫し、4年ぶりの決勝進出とはならず。ジョコビッチが2年ぶりに決勝へ駒を進めた。

 勝利したジョコビッチは「この試合に集中して臨めた。プレーをしていて感覚が良く、気持ちのいいプレーができた」と笑顔。これで14連勝、通算15勝2敗と得意とする錦織に1度もブレークを許さずストレート勝ち。「錦織はとてもフットワークに優れた選手。戦略がうまくいき、錦織の良さを奪うことができた」と勝因を明かした。

 決勝では第3シードのファンマルティン・デルポトロ(29=アルゼンチン)と対戦する。「ロッカールームでも皆からの尊敬を集めている選手。素晴らしい試合になると思う」と展望し、「(決勝に向けて)興奮している。常に高みに登りたいと思って練習しているし、限界はないと思う」と3年ぶりの全米OP制覇へ言葉に力を込めた。

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