松山4差12位、PO最終戦へ好発進 前日体調不良も「大丈夫」

[ 2018年9月8日 05:30 ]

米男子ゴルフツアー BMW選手権第1日 ( 2018年9月6日    ペンシルベニア州アロニミンクGC=7267ヤード、パー70 )

BMW選手権第1日 10番でティーショットを放つ松山。4アンダーで12位
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 松山英樹(26=LEXUS)は5バーディー、1ボギーの66で回り、首位と4打差の12位とまずまずのスタートを切った。タイガー・ウッズ(42=米国)とロリー・マキロイ(29=英国)が62をマークして首位に並んだ。松山はシーズン総合優勝を争う獲得ポイントで現在、28位につけている。今大会終了後の上位30人がプレーオフ最終戦に進む。

 終盤の17番。5メートルを沈め、後半で初めてのバーディーを奪った松山は安堵(あんど)の表情を浮かべた。4アンダーの66で首位と4打差の12位発進。「最初の何ホールかは良かったが(途中から)セカンドもなかなかつかなくなって、パットで決め切れなかった。17番で入って良かった」と振り返った。

 出だしは好調だった。2番パー4で6メートルを決めてバーディーを奪うと、3番で第2打を1メートルに寄せた。4番では13メートルを沈めて3連続バーディー。前半で4つ伸ばして折り返した。一方、後半は我慢が続いた。11番パー4ではティーショットを左に曲げ、3パットでボギー。後半はティーショットが「暴れ始めた」という。それだけに、17番でスコアを戻せたのは大きかった。

 前日のプロアマ戦では、体調不良によりインの9ホールで棄権。アウトの9ホールは、事前ラウンドなしでこの日を迎えていた。“ぶっつけ本番”となった前半で、4バーディーを奪った形だ。回復を優先させた体調に関しては「大丈夫です」と快方に向かっていることを明かした。

 現時点での獲得ポイントは28位。上位30人が出場できる次週のプレーオフ最終戦進出には、今大会24位以内が目安となる。松山は「しっかり伸ばしていけるように頑張る」と気を引き締めた。

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2018年9月8日のニュース