賞金首位の今平4強、勇太と準決勝「強い人の方が集中できる」

[ 2018年9月8日 05:30 ]

男子ゴルフツアー ISPSハンダ・マッチプレー選手権第5日 ( 2018年9月7日    埼玉県 鳩山CC=7115ヤード、パー72 )

ISPSハンダマッチプレー選手権準々決勝 11番、第2打を放つ今平(撮影・沢田 明徳)
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 準々決勝4試合が行われ、賞金ランクトップの今平周吾(25=フリー)は、安定したショットで正岡竜二(35=グランデュール)を8&6の大差で下し、準決勝に進出した。8日は池田勇太(32=フリー)と対戦する。

 賞金ランクトップの勢いを存分に見せつけた。ティーショットはフェアウエーを外さず、ほとんどのホールで正岡をオーバードライブ。アイアンもピンに絡めて5番までに2アップとした。

 唯一、1Wを曲げ池に入れた7番はピンチかと思われたが、8メートルのパーパットを沈め、“池ポチャ”しながらボギーとした正岡との差を3アップに広げた。最後は12番パー3をチップインバーディーで締め8&6。今大会で最大の差をつけ「バーディーも取れて調子もよく、思ったより早く終わりました」と笑顔をのぞかせた。

 今季まだ優勝こそないものの、トップ5は6回と安定し「今のゴルフに不安はない」とも言う。優勝賞金の5200万円まで2勝。「今は賞金より早く(通算)2勝目が欲しい」と繰り返し、昨年ANAオープンのプレーオフで敗れた池田との準決勝へ「マッチプレーに強いイメージがありますが強い人の方が集中できる」と闘志を見せた。

 ▼正岡 竜二 相手のペースに持っていかれた。やっぱり(今平は)うまいです。(1番で3パット。最後まで流れをつかめず8&6で大敗)

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2018年9月8日のニュース