錦織、第2セットも落とし追い込まれる 会場からは「圭コール」

[ 2018年9月8日 09:41 ]

テニス全米オープン第12日 男子シングルス準決勝 ( 2018年9月7日    ニューヨーク )

厳しい表情を見せる錦織圭(AP)
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 男子シングルス準決勝で第21シードの錦織圭(28=日清食品)が第6シードのノバク・ジョコビッチ(31=セルビア)と激突。13連敗中と大の苦手とする相手に第1、2セットと連取され、追い込まれた。

 錦織は第1セット、レシーブからのスタート。最初のサービスゲームでブレークを許すなど、3ゲーム連続で落とす苦しい展開に。以降のサービスゲームはキープしたが、ブレークは奪えず3―6でこのセットを落とした。第8ゲーム途中ではプレー中に左足首を気にする仕草を見せ、観客がどよめく場面があった。

 第2セットもともにキープして迎えた第5ゲームをブレークされ、リードを許した。劣勢の錦織に会場から「圭コール」も送られたが、ブレークバックはならず。そのまま4―6で押し切られた。

 ジョコビッチには過去2勝14敗と大幅に負け越しており、現在13連敗と大の苦手にしている。7月のウィンブルドンでも準々決勝で高い壁に阻まれており、最後に勝ったのは14年全米オープンの準決勝までさかのぼる。

 勝者は決勝で第3シードのファンマルティン・デルポトロ(29=アルゼンチン)と対戦する。

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2018年9月8日のニュース