壮絶逆転負けに号泣の姫野 もう泣きま宣言

[ 2018年9月9日 00:02 ]

ラグビートップリーグ第2節 ( 2018年9月8日    東京・秩父宮ラグビー場など )

 トヨタ自動車はNECを29―5で破り、開幕2戦目で今季初勝利を挙げた。

 1日の開幕初戦では3連覇を目指す王者サントリーに25―27で逆転負け。後半ロスタイムにフランカーの姫野和樹主将がシンビン(10分間の一時的退場)となり、その後のスクラムで認定トライを奪われて逆転される壮絶なゲームだった。自身の責任を痛感し、試合後は人目をはばからず号泣した姫野だが、この日は最後までピッチに立って、フィフティーンを鼓舞し続けた。

 相手を3トライ以上上回った場合に与えられるボーナス点(1点)も獲得し、姫野は「最高の結果になった。まだまだ満足はしていないが、レベルアップしていきたい」と少しだけ笑みを浮かべた。

 昨年秋に日本代表デビューし、今春もテストマッチで活躍。メディアへの露出も増えて、今もっとも有名なラグビー選手の1人になった姫野。1週間前の号泣も大きく報じられたため、ファンの知るところとなった。試合後のグリーティングタイムでは「子どもに“もう泣かないで”と言われた」そうで、「もう泣かないようにします」と話して笑いを誘った。

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2018年9月8日のニュース