日大 再回答書を関学大に提出も従来の主張を踏襲 意図的な反則の指示はしていない

[ 2018年5月24日 20:50 ]

厳しい表情で会見する日大アメフット部・内田前監督(右)と井上コーチ
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 アメリカンフットボールの悪質な反則問題で、日大は24日、危険なタックルに至った経緯などについての再回答書を関学大に提出した。この日が再回答の期限。抗議文書への最初の回答を受け取った関学大が今月17日、当該プレーの真相究明も具体的な善後策もない日大の回答に疑念と不満を表明していた。

 関学大によると、日大のコーチが兵庫県西宮市に持参。日大広報部によると、意図的な反則の指示はしていないという従来の主張を踏襲した上で「学生を追い込んだのはすべて監督とコーチの責任であり、申し訳ない」と謝罪する内容という。

 関学大QBを負傷させた日大・宮川泰介選手(20)は22日に会見。悪質なタックルは内田正人前監督(62)と井上奨(つとむ)コーチ(30)の指示に従って行ったと説明した。

 内田前監督と井上コーチは23日夜に会見。冒頭に「誠に申し訳ありませんでした」と謝罪の言葉を述べ、頭を深く下げた。だが「信じていただけないと思うが」と前置きした内田前監督は「私からの指示ではない」と相手QBを負傷させる意図の指示を出したことは否定した。

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2018年5月24日のニュース