栃ノ心 無敗で白鵬戦 過去25戦全敗「気合入ります」

[ 2018年5月24日 05:30 ]

大相撲夏場所11日目 ( 2018年5月24日    両国国技館 )

琴奨菊(右)を上手投げで破る栃ノ心(撮影・久冨木 修)
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 栃ノ心が琴奨菊を力強い上手投げで転がし11連勝。単独トップのまま、12日目の結びで、1差の白鵬との対戦が組まれた。

 08年九州場所での初顔以来、25戦全敗という天敵中の天敵。大関昇進は濃厚で、重圧からは解放された。苦い過去を払しょくするには最高のタイミング。「気合入ります。やってやろうという気持ち」。白鵬の休場などもあり、対戦は昨年7月の名古屋場所が最後。優勝を占う大一番で、成長した姿を見せるチャンスだ。八角理事長(元横綱・北勝海)も「(白鵬が)上手をとられたら簡単にはいかない」と栃ノ心にもチャンスありとみる。

 3場所計35勝は貴乃花、白鵬の大関昇進時と並ぶ好成績。次のターゲットは2度目の賜杯と、白鵬戦の勝利だ。

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2018年5月24日のニュース