三宅宏実、全日本選手権は接戦覚悟も「優勝するのが一番の目標」

[ 2018年5月24日 17:27 ]

全日本選手権を前に取材に応じた三宅
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 重量挙げ女子48キロ級で12年ロンドン五輪銀メダル、16年リオデジャネイロ五輪銅メダルの三宅宏実(32=いちご)が24日、全日本選手権(25日開幕)を前に、会場のいしかわ総合スポーツセンターで取材に応じた。

 腰痛を抱える三宅は2週間前に右脚付け根も痛め、今大会に向けてギリギリの調整を強いられた。減量を避けるため最近は53キロ級で全日本に出場していたが、11年ぶりに48キロ級で全日本を闘う。「たくさん若い選手もいて接戦になると思う」と冷静に足元を見つめながら、「優勝するのが一番の目標。接戦の中で結果を残せるようにしたい」と意気込んだ。

 最大目標の20年東京五輪まで2年あまり。今年11月の世界選手権(トルクメニスタン)から、東京五輪に向けたポイントレースがスタートする。世界選手権の代表選考方法は、国際連盟による7月の階級再編後に決まるが、代表入りには全日本での結果が求められる。「ちゃんと選んでもらって、世界選手権で上位に入れるようにしたい」。メダリストの存在感を見せ、大舞台へ歩を進める。

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2018年5月24日のニュース