照ノ富士 翔猿に押し出され6敗目 十両残留は極めて厳しく

[ 2018年5月24日 16:07 ]

 元大関で東十両8枚目の照ノ富士(26=伊勢ケ浜部屋)が翔猿に押し出されて6敗目(6休)を喫し、十両残留が極めて厳しくなった。

 翔猿の立ち合い変化にはついていったが、そこから踏ん張れず土俵を割った。「見ている人は“あー、またか”と思ったでしょうね。“戻ってきた”とみんなに見られたいけど」

 初日から3連敗し4日目に「左膝外側半月板損傷」との診断書を提出し休場。11日目から再出場したが連敗し、まだ初日がでていない。過去に元大関が幕下に落ちた例はない。

 照ノ富士はこの日の朝も病院へ行った。診断書にあった左膝ではなく、腎臓の結石を検査。「神様が直してくれたらな」と苦笑いした。

 本来の相撲には、ほど遠い。それでも「明日(13日目)も出ます。気持ちは切れていない」と前を向いた。

続きを表示

2018年5月24日のニュース