「白鵬のこういう負け方初めて見た」八角理事長 「今一番強い」藤島審判長

[ 2018年5月24日 20:18 ]

大相撲夏場所12日目 ( 2018年5月24日    両国国技館 )

<夏場所12日目>白鵬(左)を寄り切りで破る栃ノ心(撮影・久冨木 修)
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 大関昇進を目指す栃ノ心が白鵬から初めて白星を奪い、全勝をキープした。八角理事長(元横綱・北勝海)は「(白鵬は)何も出来なかったね。こんなの初めて見た。白鵬のこういう負け方は」と栃ノ心の力強い相撲に感心しきり。勝因については「上手を切らせず(逆に)引き付けていた。がっぷり四つに組んだ時は、横づりにいくのが基本。白鵬は横づりにいって逆に寄られた。相撲は基本に忠実に取ったけど力負けした」とうなった。

 土俵下で見ていた藤島審判長(元大関・武双山)も「まともにいって(白鵬が)力負けしているわけですから。白鵬も1敗ですから、力が落ちているわけじゃない。(今)一番強いんじゃないですか」と賞賛。そして大関獲りについても「大関どころか横綱相撲ですよ。(昇進の目安は)番数じゃないですから。僕は内容を見てますから。最後まで見てみたい。でもここまでは完璧じゃないですか」と話していた。

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