内田監督、日大役職辞任は言及避ける「それは違う問題」

[ 2018年5月19日 20:25 ]

関学大アメフト部への謝罪を済ませ、羽田空港に到着した日大・内田監督
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 アメリカンフットボールの日大と関学大の定期戦で日大の選手が悪質な反則行為で関学大の選手を負傷させた問題で、日大の内田正人監督が19日、大阪空港で取材に応じ、辞任を表明した。その後、帰京した羽田空港でも報道陣に対応して謝罪したが、日大の常務理事など大学内の役職辞任の可能性には「それは違う問題ですので」と言及を避けた。

 内田監督はこの日、騒動後初めて公の場に登場し、兵庫県西宮市内で負傷した選手や保護者に謝罪。関学大の鳥内秀晃監督、小野宏ディレクターも同席し、謝罪を受けた。

 その後、黒スーツにピンク色ネクタイ姿で、大阪空港で報道陣に対応。「この問題はすべて私の責任でございます。関西学院大学の皆様にもお伝えしましたが、日本大学アメリカンフットボール部の監督を辞任致します。そして弁解もいたしません。すべてこの一連の問題は私の責任であります。誠に申し訳ございません」と謝罪し、辞任を表明した。

 しかし、反則を犯した選手に「1プレー目で壊してこい」と指示したのかと問われると、「文書でお答えしようと思っております」と詳細は書面で回答するとした。

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