競歩・鈴木雄介、２年９カ月ぶりの公式戦で５位

東日本実業団選手権

２年９カ月ぶりに公式戦復帰を果たした鈴木
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　陸上の東日本実業団選手権は１９日、埼玉・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で開幕し、２年９カ月ぶりの公式戦復帰となった男子２０キロ競歩世界記録保持者、鈴木雄介（３０＝富士通）は２０分６秒４９で５位だった。「レースらしいレースができた。とにかくきつかったです」と久しぶりの試合を満足そうに振り返った。

　鈴木は股関節痛が完治せず１５年の北京世界選手権を最後に公式戦不出場が続いていたが、「止まりたい気持ちもあったが歩き切れた。休んでいたから体も重くて心肺機能も落ちたが、違和感はなかった」と手応えも口にしていた。