エース川村卓也が孤軍奮闘22得点 横浜B1残留に導く

[ 2018年5月19日 20:31 ]

残留プレーオフ2回戦で22得点した川村卓也
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 バスケットボールのBリーグは19日、東京・大田区の片柳アリーナでB1残留プレーオフ2回戦を行い、横浜が富山を79―76で下し、B1残留を決めた。

 エースが意地を見せた。1メートル93のシューター川村卓也は厳しいマークにあいながらも、果敢に攻め続けた。横浜は第4Q残り4分で62―71と9点リードを許す苦しい展開だったが、川村はゴール下で絶妙な位置取りから加点し、最後はダメ押しのフリースロー2本を確実に沈めた。ほぼ休みなしで38分間プレーし、3点シュート2本を含むチーム最多の22得点。「エゴが強いと言われるけれど、責任感を持っているつもり」と横浜の攻撃に起点になり続けて、勝利に導いた。

 昨年の残留プレーオフで敗れた富山に借りを返し、劇的勝利で残留決定。孤軍奮闘のエースは「どっちに転ぶかわからないゲームだった。(残留争いは)選手としては不甲斐ないけれど、終わり良ければすべて良し」と安どした。

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2018年5月19日のニュース