LS北見 凱旋試合で逆転勝利、藤沢「これからという気持ち」

[ 2018年5月19日 05:30 ]

カーリング パシフィック・アジア選手権代表決定戦 ( 2018年5月18日    北海道北見市 アドヴィックス常呂カーリングホール )

第4エンド、ショットを放つLS北見・藤沢(中央)
Photo By 共同

 開幕し、女子の第1戦は平昌五輪銅メダルのLS北見が日本選手権を制した富士急に9―2で快勝した。0―1の第3エンドに3点を奪って逆転。不利な先攻だった8―2の第9エンドに1点をスチールしたところで富士急がギブアップした。男子は平昌五輪代表のSC軽井沢クが日本選手権優勝のチームIWAIと1勝1敗となった。男女とも3戦先勝方式。勝者が、世界選手権出場を懸けて今秋に実施予定のパシフィック・アジア選手権代表となる。

 五輪銅メダルの看板を引っ提げ、LS北見が地元凱旋の初戦を完勝で飾った。ほぼ満員の約400人が送る声援に世界レベルのプレーで応え、スキップ藤沢は「懐かしいと思ってやっていた。やりやすい感じでできた」と笑顔で話した。

 自身の中で、既に平昌の栄光は「過去の話」だという。劣勢を挽回しての快勝に「五輪メダリストという気持ちより、チャレンジャー。まだこれからという気持ちを持てている」と胸を張った。

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2018年5月19日のニュース