休場の遠藤、右上腕二頭筋遠位部断裂 3週間の加療を要する見込み

[ 2018年5月19日 12:51 ]

新小結の遠藤
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 大相撲の西小結・遠藤(27=追手風部屋)が夏場所7日目の19日、「右上腕二頭筋遠位部断裂で今後約3週間の加療を要する見込み」との診断書を日本相撲協会に提出して休場した。3敗目を喫した6日目の小結・御嶽海戦戦で受傷した。休場は昨年名古屋場所以来5度目。

 師匠の追手風親方(元幕内・大翔山)は「肘に近いところの断裂。(御嶽海戦で)差してはたかれた時にブチッという音がしたと言っているが、本人もどのタイミング(で痛めた)か分からない」と説明した。

 診断書には「治療方針決定後に治療期間が変更になる可能性あり」と付け加えられており、追手風親方は「1日、2日で痛みがどうなるか。2、3日は様子をみる感じ」と話した。再出場などについては「本人と話していないので、今は何も言えない」と明言しなかった。痛みが引かない場合、早めに手術する可能性もあるという。

 7日目の対戦相手で全勝の関脇・栃ノ心は不戦勝。今場所の十両以上の休場者は横綱・稀勢の里、大関・高安、十両・照ノ富士に次いで4人目となった。

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2018年5月19日のニュース