栃ノ心「焦った〜」、逆転突き落としで全勝キープ　単独トップ

大相撲夏場所６日目 （ 2018年5月18日    両国国技館 ）

突き落としで豊山（左）を退け全勝を守った栃ノ心　
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　大関獲りが懸かる栃ノ心が、豊山に逆転勝ち。全勝をキープし、単独トップに立った。

　「焦った〜。勝ってよかった」。立ち合いで狙ったまわしが取れず、頭から当たってきた豊山の圧力に後退した。栃ノ心の突っ張りは上に抜け防戦一方。しかし、ここで起死回生の突き落とし。「負けていたら最悪」。大きな白星を苦笑いで振り返った。

　母国ジョージア産の天然ハチミツを朝晩必ず水で割って飲み、体調を整えている。ストックが減って困っていたが最近、柔道のジョージア選手が来日。事前に連絡し、差し入れてもらった。納豆も大好き。６日目の前夜は５パック、この日の昼は２パックをペロリ。“粘り”のある自然食は相撲にも通じる。昇進と賜杯が両方、近づいてきた。