アメフット悪質タックル問題 日大・内田監督が19日直接謝罪へ

[ 2018年5月19日 05:30 ]

日大・内田監督
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 アメリカンフットボールの日大と関学大の定期戦で日大の選手が悪質な反則行為で関学大の選手を負傷させた問題で、日大の内田正人監督らが19日に関学大の鳥内秀晃監督、小野宏ディレクターと会い、謝罪と事情説明を行うことが18日、分かった。

 18日には関東大学1部リーグに所属するチームが、真相究明のため関東学生連盟に第三者委員会を設置して調査することを求めていた。日大を除く15チームが17日に東京都内で監督会を開き、全会一致で決めたという。また、都内で6月17日に行われる予定だった日大―桜美林大も中止となり、日大のオープン戦は予定されていた今後の全6試合が中止となった。

 日本協会の国吉誠会長らは日本スポーツ協会を訪れ、関東学連の規律委員会が調査していることや、再発防止へ向け講習会を開く方針を説明した。日本スポーツ協会の泉正文専務理事は「協会として指導力を発揮していただきたい」と要望した。

 日大アメフット部はこの日も全体練習を行わなかった。東京都世田谷区の練習場では自主的に体を動かす部員の姿が時折見られるだけ。報道陣が集まり、物々しい雰囲気が漂う中、部員の一人は「大学から公式の声明が出ると思う。それまで待ってほしい。話したことが記事になり、迷惑が掛かってはいけない」と述べて足早に引き揚げた。日大は午後1時から約1時間、理事会を開いた。広報担当者によると、悪質反則問題については話し合わなかったという。

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2018年5月19日のニュース