スポニチ記者が実践女子大学で教鞭 2020年1月1日のスポニチ1面は?

[ 2018年5月1日 10:21 ]

 実践女子大学で先月23日、スポニチの記者による授業が行われた。これは「国際理解とキャリア形成」(2年次〜選択科目)の授業の中でオリンピック・パラリンピックをメディアの視点から学ぶことを目的としている。

 当日は編集局編集委員の藤山健二(57)が教鞭を執り、女子学生に「2020年の1月1日のスポニチの1面」を考えてほしいというテーマ出しを行なった。藤山記者は「スポーツ新聞は元旦の1面を何で作るか一年中考えている」と元旦の1面がスポーツ新聞にとって特に大事な紙面になることを伝え、オリンピック・パラリンピックを開催する年の最初の1面記事の参考になるテーマを8つ紹介した。授業を担当する深澤晶久特任教授は「授業を受けた学生が東京五輪への関心を高め、ボランティアなどでオリンピックに関わるきっかけになれば」と期待していた。

 人間社会学部人間社会学科2年の須永結衣さんは「スポニチはどんな会社か分からなかったが、授業を聞いて様々なイベントを主催したりしていて活躍していることが分かった。これから新聞を読む習慣を身に着けて立派なスポニチの1面を作りたい」と頼もしかった。生活科学部現代生活学科3年の鈴木千尋さんは「印象に残ったのがeスポーツ。将来eスポーツがオリンピック種目になるかもと聞いて驚きました」と素直な感想を語ってくれた。次回の授業は6月25日。学生たちはテーマに沿った“宿題”の内容を考えて来る。

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2018年5月1日のニュース