東京五輪・パラマスコット 作者はデザイナー谷口亮さん「頭の中が真っ白」

[ 2018年2月28日 12:59 ]

東京五輪公式マスコットに決まったキャラクターの作者でデザイナーの谷口亮さん
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 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は28日、全国の小学生による投票で決定した大会マスコットを発表し、最終候補3作品の中から、大会エンブレムで採用された市松模様をあしらったデザインが特徴の「ア」が選ばれた。投票で10万9041票を集めた。名前は7〜8月に公表される。

 作者は福岡県出身のデザイナー谷口亮さん(43)。この日、東京都品川区立の小中一貫校、豊葉の杜学園で行われた発表会に登場し、「頭の中が真っ白。大好きな奥さんに早く知らせたい」と喜びを語った。

 五輪が福を呼ぶ招き猫とキツネ、パラは神社の狛犬(こまいぬ)がモデルの「イ案」は6万1423票、五輪がキツネ、パラがタヌキと日本にゆかりのある動物をモチーフにした「ウ案」は3万5291票だった。

 小学生による投票は昨年12月11日から今年2月22日まで、全国の小学校のクラスごとに行われた。参加した学校数は1万6000校以上、約20万学級。大会組織委によると、小学生の投票でマスコットが決定するのは初めてとなった。

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