貴乃花親方 協会への不信感「気持ちは戦います」 理事解任の了承は「一切ございません」

[ 2018年2月7日 20:33 ]

大相撲の貴乃花親方
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 2日に行われた日本相撲協会の役員候補選挙で落選した貴乃花親方(45=元横綱)が7日、テレビ朝日系「独占緊急特報!!貴乃花親方すべてを語る」(後7・00)に出演。理事解任処分を下した相撲協会への不信感を語った。

 貴乃花親方は先月、弟子の貴ノ岩が元横綱・日馬富士から暴行を受けた傷害事件の報告義務を怠ったとして史上初めて相撲協会の理事を解任された。協会の評議員会・池坊保子議長(75)は先月4日に行った会見で、貴乃花親方から「わかりました」と解任について電話で了承があったと明かしていた。

 しかし、貴乃花親方はこの発言を「事実ではないです」と真っ向から否定。「“はい”としか言っていません。(解任決議を)“はい、はい”と言いながら聞いていましたが、私が解任決議をわかりましたと認めているようなことは一切ございません」と協会への不信感を語った。

 理事降格処分について「到底、個人的に認めるべきではないし、認められるものではないと思う」と主張。インタビュアーの山本晋也監督(78)から「協会に対して戦いを挑みますか?」と聞かれ、「気持ちは戦います」と胸中を語った。

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2018年2月7日のニュース