元日馬富士がモンゴル入り 引退後初、取材応じず

[ 2018年2月7日 23:38 ]

モンゴル入りした大相撲の元横綱日馬富士関=7日、ウランバートル
Photo By 共同

 暴行事件の責任を取り、昨年11月に引退した大相撲の元横綱日馬富士関が7日夜、母国、モンゴル入りした。引退後に帰国が確認されたのは初めて。目的や滞在期間は不明。

 首都ウランバートルの空港に到着した元日馬富士関はまげを結い、コート姿。共同通信の取材に対し「何も話したくない」とモンゴル語で拒否し、帰国の目的などについては答えなかった。

 モンゴルの日刊紙、オノードル紙は1日、元日馬富士関の母親のインタビューを掲載。母親は元日馬富士関の帰国について「日本でやることがたくさんある。帰国は来年か2020年になる」と答えていた。

 元日馬富士関は昨年10月の秋巡業中に鳥取市内の酒席で貴ノ岩関に暴行を振るった。傷害罪で略式起訴され、鳥取簡裁から略式命令を受け罰金50万円を納付した。

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2018年2月7日のニュース