日馬富士引退 10年来親交の住職に事前に報告 会見時間も伝える

[ 2017年11月29日 08:22 ]

引退の意思を固めた横綱・日馬富士
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 日本テレビ「スッキリ」(月〜金曜前8・00)の29日放送で、横綱・日馬富士(33=伊勢ケ浜部屋)が引退を決めたことを特集し、横綱と10年来の親交がある住職が事前に報告を受けていたことを明かした。

 番組には、日馬富士と10年来の親交がある蓮華院金剛寺の木原秀成住職が生出演。引退について、相談があったかと聞かれ、木原氏は「昨晩0時30分ごろ、電話がありました。(午後)2時から引退の会見すると電話があった」と横綱から直接引退会見をすると報告があったことを明かした。

 「彼の性格上、(以前から)引退しかねないと思ってメールしていた」という木原氏は「先走った発表はしないようにという話はしておったんですが…」と悔しがり、木原氏は「まだ早いんじゃないの。貴ノ岩さんもおっしゃってないんだから」と話した。日馬富士の様子については「言葉ははっきりしていました。悟ったというか」と明かした。

 木原氏は事件の状況などについては「詳しくは聞いていない」としながらも、日馬富士は「協会に迷惑をかけるわけにいかない。手を出したことは間違いないんだから。それから、横綱という立場があるから。相撲も教育ということも含まれているというのがある」と話していたといい、この決断は「彼の潔さだと思う」とした。

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2017年11月29日のニュース